<ミケ-mike->

チビの姉妹猫。もともとミケの方がチビより気が強く勇気があった。 母親に置いていかれたあと、人間から餌を貰うようになったのはこの子が先で、 チビはいつもミケの残り物をもらって自分ではけっして人間に近寄ろうとはしなか ったが、ミケは全然平気だった。しかしチビと違っていつまでも野性が残っていて、全くなつかず病院に連れて行けなかった。3度子供を育て上げた後、避妊手術を受けたが、 人間に対する依頼心も信頼もあまりなく、しかも気が強いため手術時獣医さんを 酷い目にあわせた。(引き取りに来たら先生は包帯だらけになっていたのだ。 そもそも病院に連れていくのも大変だった。) 狩りも上手で、一度土鳩を子供の獲物に持って帰ったが、 目の前に置かれた自分より大きい獲物に子供は困り切っていた(笑)。 (それに引き替え、チビはいっつも蝉だった‥‥) けっこう美猫だが足が短いのが玉に傷。

この子はある日帰ってこなくなった.遺体も見付かっていない.しばらくの間,栗やルルが御飯時にミケが帰ってくるのを待ってずっと遠くを眺めていた.

ミケ一家の話に続く(”栗”へ)

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